松井証券の口座を開設して利用しています。
松井証券の特色の一つとしては、「1日の株式取引の約定代金合計が10万円まで手数料無料」が挙げられるでしょう。手数料無料で大丈夫なのだろうかという疑問があるかもしれませんが、10万円以下で買える銘柄が限られますし、投資金額的に初心者にも受け入れられやすく、新規口座開設者の何割かがヘビーユーザーになっていく可能性もあるので、営業的には良く考えられたサービスなのではないでしょうか。
私の利用法としては、以下の条件を満たす銘柄の売買に限定しています。
(1) 最低購入必要額10万円以下の銘柄に限定。
(2) 財務的な不安要素が少ない。
(3) 時価総額が大きくない。
(4) ライバル他社と比べて割安に放置されている可能性がある。
とりあえず私は、ヘビーユーザー化していない事は確かなようです…
それはさておき、上記のような基準で昨年購入し最近売却した銘柄が、今回紹介するKlab【3656】という事になります。業態としては携帯電話向けゲームの開発販売と考えて良いでしょう。平均購入価格439円、平均売却価格1,330円で、約202%の利益率という事になりましたので、悪くない結果なのではないかと思います。
株価上昇のきっかけは、6月25日付で、「マイクロソフトと提携し、エイジ・オブ・エンパイアのモバイル版を開発する」との発表を受けての様です。ゲームをあまりやらない事もあり、この発表のインパクトをイメージしにくかったので、保有株すべて売却する事にしました。ちなみに売却時には、売買手数料が発生しています。
この発表があるまでは、同カテゴリーのグリー、DeNA、Aチームといった銘柄に比べて、かなり地味である印象は拭えない感がありましたが、逆に言えば、この投資方法においては、そのギャップこそが重要なのかも知れません。
さて今後も、投資額が10万円以下で時価総額も大きくなく、何かのきっかけで注目が集まると大きな上昇が期待できる銘柄が見つかったら、松井証券で購入していく予定です。最近1年間の株価の上昇で対象銘柄が減っているのが悩みのタネですが、気長に待つのも悪くないのかもしれません。
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