2014年のIPO投資

今回は、新規上場、IPO(Initial Public Offering)について取り上げたいと思います。

IPOとは?

IPOとは、未上場会社の株式を公募や売出しによって新規に上場公開し株式市場で売買可能にする事です。

ブックビルディングへの参加

新規に上場される企業の株式は、公開日に先立ってブックビルディングと呼ばれる予約(人気がある場合は抽選を伴う)等によって購入予約する事になります。細かい手順や手続きは各証券会社によって多少異なります。また取り扱う銘柄も証券会社により異なりますので、IPOの取り扱いが豊富な証券会社の口座を幾つか準備しておくことが大切です。

2014年の上場銘柄の騰落率

2014年に上場されたIPOの公募価格と初値を下記のページにまとめておきます。

→IPO関連情報のページへ

ITやネット関連株は、騰落率が非常に高い傾向があります。公募価格割れの銘柄も結構あり人気に偏りがあるのが最近の傾向と言えます。

注目のIPO予定企業

今後、IPOが予想されている注目企業をまとめておきましょう。

すかいらーく(9月)
再上場の銘柄となります。利益を狙う米投資会社の傘下にあるので、その投資方針の影響を受ける可能性があります。飲食業なので優待制度などの内容で個人投資家の人気が左右されると思われます。

リクルートHD(10月)
強力な同業他社がおらず市場から非常に注目されているリクルートです。上場時の時価総額が2兆円規模と見込まれている超大型上場です。

LINE(11月)
無料通話・メッセージアプリが人気のLINEです。IT関連では超本命と言え、抽選に当たる確率は非常に低い事が予想されます。宝くじの1等よりは当選確率が高いかも知れませんので、とりあえず抽選に申し込んでみるというスタンスが良いでしょう。

エリーパワー(未定)
大和ハウスが筆頭株主の蓄電池が主力製品の起業です。上記の銘柄に比べて派手さはありませんが、得意先企業が株主に名を連ねており上場後の価格は比較的安定するかも知れません。

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